PROCESS
高分子材料を主体として多彩な製品のひとつひとつに合わせた材料を厳密に選定。100t以下から350t、650t、850t、そして大型1300t、1600tの射出成形機を完備し、さらには省力化と量産化に対応する高精度の産業ロボットを導入。幅広いプラスチック製品の成型を行っています。
小川工業では、業界に先駆けてプラスチックめっきの開発を行ってきました。 自動車部品の軽量化に伴い、今や主流となっているプラスチックめっきは、金属成形であるボディーとの質感や色合いを合わせる技術が求められ、年々その精度への要求は高まっています。当社は確かな技術力とエキスパートとしての豊かな経験、実績に基づき高品質なプラスチックめっきを提供しています。装飾めっきや機能めっきなど、部品の使用箇所にあわせたメッキ処理法を施工。美しさだけにとどまらず、メッキの持つ可能性と実用性を引き出しています。
めっき加工された製品には、吹きつけ塗装を行います。部品のひとつひとつにベース塗料の塗布と乾燥、本塗装と乾燥、そしてトップコートと、塗装だけでも最大3つの工程があります。これらの作業も高性能の塗装ロボットにより、安定した品質を提供することができます。さらに優れた制御機能により複雑な部品にも均一に吹き付けが可能。強度や光沢が施された美しい仕上がりは部品の見映えを良くし、製品の価値を高めます。
めっき、もしくは塗装・乾燥工程の終わった製品は組付部門を経て完成となります。最終仕上げともなるこの工程は最も神経を注ぐ部門ともいえます。できあがった製品はパーツのつなぎ目、入り組んだ細部まで厳密にチェック。塗装の色味、めっきの均一性、変形などがないかを何度も検査し、規定の検査基準に合格したものだけを出荷。徹底した納期管理のもと、品質保証を受けた製品だけをユーザーのもとへ迅速、かつ確実に配送します。